この記事では、「WIND BREAKER」のアニメ第7話「負けられない戦い」のネタバレと感想を紹介していきます。
前回は柊さんの活躍で3勝目も勝ち取りました。
佐狐君との因縁対決でしたが、出会いから動き回るケンカシーンまで丁寧な仕上がりになってました。
柊さんと佐狐君がちゃんと和解出来ると良いです
次はとうとう桜君の出番です!
「WIND BREAKER(ウィンドブレイカー)」のアニメ第7話ネタバレ:あらすじ
いよいよ副将戦、桜V.S.十亀の戦いの火ぶたが切られる!
公式HPより引用
梅宮から「たくさん話してこい」と送り出され、「ケンカは“対話”」という言葉を思い出す桜。強い者とのケンカに感じてきた高揚感だけではない、経験したことのない“何か”に首をかしげながら、十亀と対峙する。
ゆったりとした普段の挙動からは想像もつかない身のこなしの速さと、「力」の絶対信仰である獅子頭連を押さえつける実力を、まざまざと見せつけていく十亀だったが、事の発端、高架下のトンネルの真実を知ると――
桜君のケンカは対話
めっちゃ会場が盛り上がる中、獅子頭連の副頭取の十亀君と桜君のタイマン勝負がはじまります。
獅子頭連の野次が凄いですが、ボウフウリンのメンバーもそれぞれ声を掛けてくれます。
杉下君以外は!
喋って!声出してこーぜ!
梅宮さんからは、「たくさん話してこいよ」と声が掛かります。
以前も言っていたケンカは【対話】。
桜君は十亀君と【対話】が出来るのでしょうか。
桜君はいつもと違う高揚感を感じながらも十亀君に挑みます。
改めての人の為のケンカなのと、期待を背負っているからなのでしょうか。
自分一人だけの為にしてきたケンカとは違うのでしょう。
笹城君に任せろと、ことはちゃんに背中押されて宣言してきましたので気合い入ります。
桜 遥vs十亀 条
始まりますが、グラサン投げ捨てる十亀君がまず格好良いです。
そして一転空気が変わり、十亀君の猛攻が桜君を襲います。
レスリングスタイルなんですかね?
普段のゆっくりな話し方や動作に比べてすごい速い動きです。
また作画が凄いケンカシーンが続きます。
十亀君の動きが勢いありすぎますし、桜君の躱し方が綺麗です。
桜君が押されてる状況で、梅宮さんからは獅子頭連の中では十亀と兎耳山が頭抜けていたそうで、これまで戦った3人とは別格ということです。
まだ見ぬ獅子頭連の5本指の2人はどうなんですかね。
十亀君の猛攻に反撃する桜君ですが、十亀君は止まりません。
トンネルでのやり取りで、ださいと言われたことについて「本当にイライラしたよ」とお怒りの十亀君が怖いですし、桜君への攻撃も怖いです。
下駄が怖い怖い!
これには獅子頭連の会場は湧きますし、兎耳山君もイキイキしてます。
対してボウフウリンはにれ君が絶望顔に。
伸びた桜君に対して十亀君は「今の君の方が圧倒的にださいよねぇ」と。
偉そうにできるのは、強い群れの中にいるから、一人じゃなにも言えないでしょと。
それに対して凄い勢いで反撃する桜君。
「自由は力のあるヤツにしか与えられない、力がなきゃ自分なんて押しとせねえ」
桜君の嫌いな人間に自分も見られてるのなら、負けられないと気迫が凄いです。
ずっとこの街に来るまでは、ずっと一人で戦ってきた桜君には全てが地雷ですね。
過去の記憶が辛いです。
異変
桜君の反撃が始まります。
これがまた回りまくりますし、カメラワーク格好良いです。
桜君は十亀君が負ければ、十亀君の言い分も間違えだろと、
「なんちゃって信仰」
の理屈ならそうゆうことだと強い一撃を入れます。
対して十亀君も獅子頭連の「力の絶対信仰」への思いが強く、獅子頭連の力の強さで自分を押し通す誓いは、ヒーローごっこやってる桜君達とは「力」の重さが違うと、桜君への一撃が重いです。
それでも倒れない桜君流石ですね。
言ってることとやってることが違うと言う桜君。
「弱いものいじめクラブ」に改名しろと、
倒れてるヤツボコるような、これは十亀君他獅子頭連ですね。
中坊追い回すようなヤツら、これは笹城君を追ってた猿渡、鹿沼、有馬の三人です。
桜君の言葉を聞いて、鹿沼、有馬を制裁する十亀君。
最初のいざこざの原因について知らなかったんですね。
状況的に理解してるのかと思ってました。
完全に鹿沼、有馬を伸して、スカジャンを剥いでからステージの戻って来る十亀君はまた様子が変わったようです。
獅子頭連の過去
十亀君と兎耳山くんの出会いからです。
獅子頭連とケンカしている十亀君をチームに引き入れる、まだキラキラしたお目々の兎耳山君。
「力の絶対信仰」について熱く語り、力は自由になるためのものと憧れ、楽しそうと目指します。
過去編の無敵のアレンジが凄い大好きです。
それから頭取になった兎耳山君ですが、一番強くて、自由になったのに「全然楽しくない」と言う兎耳山くん。
十亀君も動揺するほど様子がおかしくなってきます。
ケンカでヤられて戻ってきた仲間を蹴り飛ばして「弱いやつは獅子頭連にはいらない」とスカジャンを剥ぎ取ります。
お目々がグルグル闇落ち顔に...
そんな兎耳山くんに十亀君は皮を剥ぐのも泥をかぶるのは自分がするから、「ちょーじはみんなと笑っててよ」と全てを背負おうとします。
最初から雨の降り始めの描写から激しくなってくるまでが凄い綺麗なんですが、二人の感情合わさって切なくなります。
太陽がまた顔を出すまで、それまで今の獅子頭連を存続させるためにと自分もみんなも縛って、元の兎耳山君が戻って来てくれるのを待ってます。
再びステージに戻ってからのタイマンの再開ですが、十亀君はすっかり腑抜けた様子で桜君に何がしたいんだよと問われますが、
「何がしたいんだろうね」
と自嘲します。
感想
ケンカが激しい戦いになって痛々しいですけど迫力があって凄く格好良いですね。
純粋な「力の絶対信仰」には桜君も今まで縋ってきたものだったと思えました。
最初に聞いた時に面白そうと言ってた理由が分かりました。
ずっと一人で自分の力で生きててきたからこそなんですね。
後編はアニオリで屋台でアルバイトする十亀君からの兎耳山君との出会い方が良かったです。
過去編膨らませてくれて演出が素敵でした。
そして、最後の十亀君の髪かきあげる姿が純粋に格好良すぎました。
まとめ
桜君vs十亀君の対決は両者熱い戦いでしっかり【対話】していますね。
まだまだぶつかり合いは続いて、決着は次回に持ち越しになってしまったので待ち遠しいです。