ゆっくりと落ち着いた雰囲気で進むアニメですがフリーレンの感情の動きが心に刺さります。
「葬送のフリーレン」のアニメ第2話ネタバレ:あらすじ
森深くに暮らすハイターを訪ねたフリーレンは、彼と共に暮らす孤児フェルンと出会う。ハイターから頼まれ彼女に魔法を教えるフリーレン。そしてある出来事を機に、共に旅立っていく。
公式HPより引用
旅先でヒンメルの銅像がある村を訪れたフリーレンは、生前彼が好きだと言っていた花のことを思い出し…。
フェルンの修行と魔導書の解読
公式サイトより引用
フリーレンには何年もかけて気長に取り組むように言われます。
それからはフリーレン、フェルン、ハイターの3人の暮らし、修行風景の映像が流れます。
ゆったりとセリフが無いものですが、フェルンの成長で時の流れが分かります。
ハイターのふんどし姿の仁王立ちがちょこちょこ入るのが気になります
まだ元気なおじいちゃんです。
それでも時が進み、フェルンの修行は順調に進みますが、魔法使いの一人前になるのはまだ先です。
その前にハイターは老いて倒れてしまいます。
フリーレンは不死の魔法の解読を進めます。
フェルンとハイターの出会い
ハイターは勿体ないと言います。
大人しく余生を過ごそうとしてましたが、このまま死んだら、
「勇者ヒンメルから学んだ、勇気や意志や友情や大切な思い出までこの世から無くなってしまうのではないかと。」
フェルンにも大切な思い出があるのなら勿体ないと伝えます。
本当にヒンメルの生き様は皆に影響を与えるものでしたね。
フェルンの決意
ハイターとの別れ
ハイターはそれを知っていたにも関わらずフリーレンに依頼したのは、フェルンが一人前の魔法使いになるための時間稼ぎのようなものでした。
フリーレンは謀ったなと怒ります。
以前、足手まといになるから弟子を取らないと言っていたフリーレンにフェルンを託すためだったのですね。
ハイターは自分が亡くなる前に旅立って欲しいと願います。
フェルンにこれ以上誰かを失う経験をさせたくないという理由でした。
しかし、フリーレンはフェルンはとっくに分かれの準備ができている、ハイターがやるべきことは、
「あの子にしっかりと別れを告げて、なるべくたくさんの思い出を作ってやることだ」
と2人のことを思い、泣きながら伝えます。
基本的に無感情に見えるフリーレンが感情をむき出しにして人に向き合う姿はとても心に刺さります。
更に、何故フェルンを救ったのかハイターに問います。
「勇者ヒンメルならそうしました」
ハイターの言葉はこれからのフリーレンの生き方の指針となるものとなりました。
見事に一枚岩を撃ち抜くことが出来たフェルンはハイターを見送り、恩を返せたことをフリーレンに感謝します。
フリーレンはハイターの墓にお酒をかけながら、生臭坊主にしてやられただけと言います。
ハイターの思惑通りフリーレンとフェルンの2人は新たな旅に出ます。
フェルンの思いもこれからの人生も救ってくれたハイターが素敵です。
フェルンとの旅立ち
フリーレンはフェルンと旅を続けます。
旅の途中で仕事を受けて報酬を貰います。
仕事も報酬も地味なものばかりですね。
フリーレンは報酬に民間魔法の変な魔法ばかり集めますが、趣味らしいです。
それにフェルンは、「本当に魔法がお好きなのですね」と問いかけますが、フリーレンは「ほどほどだよ」と答えます。
ヒンメルの像
公式サイトより引用
また立ち寄った場所でおばぁさんから依頼をうけますが、それはヒンメルの像を綺麗にして欲しいというものでした。
魔物に襲われた村を救って、像を建てる時にポーズに18時間悩んで職人のおじさんをブチギレさせる勇者ヒンメル。
イケメンすぎない?とか言っちゃうヒンメル好きです。
魔法でヒンメルの像を綺麗にしましたが、彩りが欲しいから花を植えようかとおばぁさんが言うとフリーレンは「花畑を出す魔法」を使おうとしますが、見たことのない蒼月草の花にしようと言います。
ヒンメルの故郷の花で飾ってあげたいと思ったのです。
蒼月草は既に絶滅したようですが、フリーレンはそれでも探し始めました。
どれだけ時間がかかっても探し続けようとするフリーレンのことを、フェルンはおばぁさんに魔法に対する執着が異常と言います。
フリーレンは多くの人を救える魔法使いなのに、ありもしないもののために時間をつかうのはあってはならないと主張します。
おばぁさんはその気持を素直に伝えればわかってくれるとフェルンに伝え、共に蒼月草の近縁種の種を変わりに植える提案をしてくれました。
フリーレンとフェルンが話している時にその近縁種の種をシードラットが盗んだので2人は追いかけることにしました。
フリーレンが魔法を集める理由
「集めた魔法を褒めてくれた馬鹿がいた。それだけだよ。」
フェルンはくだらない理由といいますし、フリーレンも同調します。
でも、フリーレンは満足そうな顔ですね。
過去での「花畑を出す魔法」
ヒンメル達の旅でフリーレンは寂れた場所に「花畑を出す魔法」を使います。
それにハイターとアイゼンは大はしゃぎでキャッキャうふふなじゃれ合いをして喜びます。
冷静に「気持ち悪い」と言うフリーレンが面白いです。
ヒンメルは花かんむりを作りフリーレンの頭に乗せてあげます。
ヒンメルの笑顔の表情が素敵で本当に大好きなシーンです。
このシーンをイメージしたお花の定期便サービスが始まりました!
別に魔法じゃなくたって…
公式サイトより引用
蒼月草
過去にヒンメルが言っていた通りに美しい花です。
「いつか君に見せてあげたい。」
とヒンメルが願った約束がやっと果たせました。
魔法
とうとう蒼月草を見つけたフリーレンにフェルンはなんでそんなに魔法に一生懸命なのか理解できないと言います。
魔法使いになることを諦めなかったフェルンならわかるはずだとフリーレンに言われ、フェルンは一人で生きていける力さえ手に入ればなんでもよかった、
「別に魔法じゃなくたって…」
それでも魔法を選んだのは、フリーレンと一緒で過去にハイターに褒めてもらったからなのでしょう。
ヒンメルの像の回りに「花畑を出す魔法」で蒼月草で埋め尽くしたフリーレン。
むふーとドヤ顔フリーレン可愛いです
最後に過去に貰ったように今度はフリーレンが花かんむりをヒンメルの像の頭に乗せてあげるのが素敵な締めとなりました。
ヒンメルに貰った花かんむりが嬉しかったんでしょうね。
まとめ
ハイターとの別れから、フェルンとの旅立ちです。
旅の途中に蒼月草をひたすら探すフリーレンでしたが、フリーレンとフェルンの魔法への思いは同じように大事な人から褒めてもらえるのが嬉しかったからなのでしょうね。
ヒンメルとの思い出の花畑もヒンメルの像の回りに出した花畑も綺麗で素敵なお話でした。