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家庭用食品の値上げ|2024年5月は417品目に!その影響と対策

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2024年5月の家庭用食品の値上げ品目は417品目と、前年同月の837品目から大幅に減少し、5カ月連続で前年を下回りました。

特にオリーブオイルや大型PETボトル飲料などで顕著な値上げが見られた一方で、平均値上げ率は31%と2022年以降で初めて30%台に達しました。

この値上げの主な要因は原材料の高騰にあり、天候不順による不作が影響しています。

目次

円安の進行と食品価格への影響

日本の円安が進行していることも、家庭用食品の価格に大きな影響を与えています。

2024年は、特に円安の影響で原材料の輸入コストが増大し、飲食料品の値上げ圧力が高まっています。

この影響は、小麦やカカオ豆など輸入に依存する食品に特に顕著で、2024年後半も値上げが継続すると見られています。

消費者の反応と節約志向

物価の高止まりが続く中、消費者は購買行動においてより節約志向を強めています。

特にプライベートブランド製品の購買量が伸びる一方で、一部の製品には値下げの動きも見られます。

消費者の間では「1年後、5年後には物価が上がる」との意識が強まっていることから、価格の安定や低価格製品への需要は今後も続くでしょう。

今後の展望

2024年10月までの累計で7424品目が値上げされる見込みであり、原材料高による値上げが9割以上を占めることから、この傾向は今後も続くと考えられます。

円安がさらに進行すれば、値上げの波はより高まり、消費者の負担はさらに大きくなる可能性があります。

まとめ

値上げの減少は一時的な現象である可能性が高く、原材料の高騰や円安の進行など、経済全体の動向が家庭用食品の価格に直接的な影響を及ぼしています。

消費者としては、価格の動向を注視し、無駄のない賢い購入戦略が求められる時代になっています。

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