この記事では、『薬屋のひとりごと』の第24話「壬氏と猫猫」のネタバレと感想を紹介していきます。
24話は羅漢と鳳仙の再開のお話と壬氏と猫猫のラブコメの波動を感じた最後でした。
猫猫の策略で羅漢が録青館の妓女を身請けする事になりましたが、前回いなくなったと言われていた鳳仙とのまさかの再会となりました。
tanaka二人の再開の演出が素晴らしかったです。
「壬氏と猫猫」と最終回のタイトルでしたが、「羅漢と鳳仙」が際立つ話でした。
『薬屋のひとりごと』の第24話ネタバレ：あらすじ
『薬屋のひとりごと』の第24話あらすじです。
猫猫に負けて、緑青館の妓女を身請けすることになった羅漢。華やかな女たちが並ぶ中、羅漢が梅梅の手を取ろうとした時、彼女が開けた扉から歌声が聞こえてきて……。一方、壬氏の家に呼ばれた猫猫は、羅漢の悩みと猫猫に執着する理由、そして父親に対する複雑な感情を語る。それから数日後の夜、城壁の上で美しく舞う猫猫の姿があった。
「薬屋のひとりごと」製作委員会
猫猫と梅梅の計らいで羅漢は鳳仙との再開を果たします。
妓女の身請けの際には舞って見送る慣習に習って猫猫が城壁の上で踊るシーンは美しい映像となってます。
羅漢と猫猫の出会い
羅漢の回想で野草を摘んでいる少女と出会います。
彼女が手にしていた見覚えのある黄色い花、「片喰」が彼の注意を引きます。
tanaka幼い猫猫ですね、とても可愛らしいです。
人の顔を識別できない羅漢にとって、少女の顔を認識できたことは奇跡に近い出来事でした。
彼はすぐに彼女が自分の娘であると気づきます。
羅漢と壬氏
前回に続いて壬氏関連になるとデフォルメになる羅漢。
猫猫との対局中での猫猫と壬氏の気安い距離感に嫉妬するパパです。
猫猫の肩に手をかけたのが3回としっかり観察して、記憶して、嫉妬しております。
変人天才軍師様からの腹いせは怖いですね。
この先の話で猫猫は壬氏に敵に回さない方が良いと助言してましたが、手遅れのようです。
羅漢と鳳仙の再会
羅漢の人生において、最も感動的で、転機となる瞬間の一つが、彼と鳳仙の再会です。
ついに、運命のような瞬間が訪れ、羅漢は鳳仙との再会を果たします。
再会のシーンは、非常に感動的なものでした。
鳳仙のあどけない歌声が、羅漢の心を強く打ち、長年の間隔を超えて、二人の心は再び結ばれます。
鳳仙は病で昔とは変わり果てた姿になっていましたが、羅漢の目には昔と変わらずに美しい姿に写っております。
昔と変わらずに碁を打つ二人が尊いです。
この瞬間、羅漢は鳳仙が自分にとっていかに大切な存在であるかを改めて認識し、彼女を再び自分の人生に取り戻す決意を固めます。
青い薔薇の意味
羅漢は猫猫からのメッセージをちゃんと受け取ってくれました。
22話から登場した「青い薔薇」を猫猫は羅漢に渡しています。
枯れても美しいままの姿の薔薇は鳳仙の事を意味してたのですね。
亡くなったと思い込んでいた羅漢への奇跡の瞬間への気付きとなりました。
梅梅の思い
梅梅は昔から付き合いがある羅漢の事を憎からず思っていました。
けれども、羅漢から身請け相手に選ばれた時には、羅漢がずっと鳳仙への気持ちを持っている事を知っている故に身を引き、羅漢が鳳仙の存在に気付くように導きました。
tanaka梅梅姐さん良い女過ぎます。
妓女としてのプライドがあり、身請けされる時は本当に愛してくれる人と一緒になりたいですよね。
羅漢と鳳仙の再会が実現した後、梅梅は自分の想いを胸に秘めながらも、二人を見守ります。
羅漢の片眼鏡(モノクル)
鳳仙の歌声に気付き、必死に向かう羅漢ですが、武の才能が無かったと言われてた通りにもたついています。
その時に羅漢の片眼鏡が落ちて「パリン」とした音が入ってます。
22話の羅漢の挑戦を受けた猫猫の「どうせならあのにやけたモノクルをかち割ってやる」という意気込みが達成されました。
tanakaさすが猫猫です！有言実行！
猫猫と羅漢
猫猫が羅漢への思い、感情はとても複雑なものとなってます。
- 幼少期には血まみれになりながら笑って迫ってくる怪しいおっさんへの恐怖
- 母と思わしき女を病人に追い込んだ男への気持ち
- 羅門が手放しで称賛する知を持つ男への嫉妬
- 胡散臭い変人軍師がパパと呼んでと迫ってくる嫌悪
- 種馬
猫猫の舞
妓女が身請けされる際には舞で見送る慣習があります。
猫猫もそれに倣って城壁の上で踊るシーンが入ります。
アニメならではの美しい映像となってます。
猫猫の小指
23話鳳仙から羅漢に送られた小袋に入っていた木の小枝の様な物は、鳳仙と幼い猫猫の小指でした。
会いに来てくれない羅漢への恨みによる鳳仙の凶行でした。
壬氏と猫猫
ラブコメ展開が来ました!！
傷が開いた猫猫をお姫様抱っこして壬氏様に思わせぶりに迫る猫猫ですが、褒美が欲しいだけの壬氏を振り回すだけのものでした。
tanaka猫猫は可愛いのですが、壬氏様が不憫ですね。
この二人にはもっとときめきを貰いたいので今後に期待です。
二人のこれから
最後はこれからも変わらずの壬氏と猫猫の謎解きの日々が続いていく予感をさせる締めとなりました。
アニメ1期はこれにて終わりとなりました。
原作としては序章ぐらいになります。
これからも伏線回収や新な事件が起きたり、壬氏と猫猫の関係が変わってきたりと楽しい話が盛り沢山なので原作、コミックもオススメです。
『薬屋のひとりごと』第2期制作決定
おめでとうございます！ありがとうございます！
これだけ素晴らしい作品で丁寧にアニメ化してくださいましたので期待してました。
第2期2025年放送決定です。
