「あの子の子ども」第1話【高校生の妊娠をめぐる物語】ネタバレ感想を紹介していきます。
蒼井まもる先生の人気漫画『あの子の子ども』がついに実写ドラマ化です。
川上福役には桜田ひよりさん、月島宝役には細田佳央太さんがキャスティングされました。
6月25日(火)夜11時より、カンテレ・フジテレビ系「火ドラ★イレブン」にて放送スタートします。
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雰囲気が青春物ですが高校生が重いテーマに向き合います
幸せな結末が迎えられると良いなと応援したくなります。
「あの子の子ども」1話あらすじ
川上福(桜田ひより)はごく平凡な高校生。親友の矢沢望(茅島みずき)や飯田智宏(河野純喜)と楽しい学校生活を送りながら、月島宝(細田佳央太)と中学の頃から付き合っている。宝は、女手一つで育ててくれた母・直実(美村里江)を大事にする真面目で心優しい青年。福のことも心から大切に思っていて、福の母・晴美(石田ひかり)からの信頼も厚い。
(C)蒼井まもる/講談社/カンテレ
高校1年生の夏休み前日、福は晴美に、宝と花火大会に行くため帰りが遅くなると告げる。宝くんとなら…と安心する晴美に対する後ろめたさを感じながら福が宝と向かったのは、直実が不在にしている宝の家。2人は以前から、この日に初めての性行為をしようと決めていたのだ。
その日以来、幾度となく体を重ねてきた2人だったが、高校2年生の春、宝が事後に避妊具が破れていることに気づいて…。
福と宝
初々しい高校生カップルの甘酸っぱい感じにほんわかします。
福と宝は幼馴染で、福のお母さんからは公認の付き合いをしています。
花火大会に宝と出掛けるから遅くなるかもと告げると、「宝君なら安心」と言われ罪悪感を感じる福です。
なぜなら、その日2人は初体験の日にすると決めていたからです。
それは高1の夏休みの前の日。
初めての日に不安に思ってないか心配して、宝は別の日にするかなど聞いてくれますが、福も「宝なら安心」とお母さんとは別の意味で宝を信頼をしています。
祝(猫)
小学生4年生の時に福は子猫を拾い、お母さんに飼いたいとお願いしますが、
「命に責任が持てるようになってから」
と断られます。
神社で猫と泣いてる福に声を掛けたのが宝で、福と一緒に猫を飼ってくれる人を探してくれます。
この時から福は「宝がいれば大丈夫」と信頼しています。
初体験
あーそわそわタイムです。
どうでもいいですが、地域で名前が違う例のアイス棒を膝割りではなく普通に割れるのにビックリしました。
福は緊張しつつも、どんな初めても宝なら大丈夫と安心した様子。
初めてのキスは中3のクリスマス。
福はこの時から全部の初めては宝が良いと思いました。
どんな初めても宝となら大丈夫と思っていたのです…。
と、順調にお付き合いしていましたが不穏な空気になりました。
避妊の失敗
ある日、ゴムが破れてしまった事で2人は不安に陥ります。
しっかり重大な問題と捉えて、2人で調べて悩んで考える事が出来る子たちです。
宝は福が不安がっている事をしっかり聞いて受け止めてくれるのが良い彼氏君ですね。
福は宝に部活を優先して欲しいと伝えて、病院には1人で行くことを決めました。
宝にはちゃんと行くからと約束します。
お母さんと福
クリニックの待合室で問診票に名前を書いていると、お母さんとの思い出が過ぎります。
「福が生まれて退院の日ね病院から出て初めての空に大きな虹がかかっていて、やりました!この子の人生一生幸せ。今神様が約束してくれました。だから福の名前は幸福の福(さち)、神様がくれた幸せって意味。」
お母さんが福を産んだ思い出が幸せすぎますし、良い親子ですね。
そんな事を思い出した福はクリニックから逃げ出します。
5分の1
クリニックが逃げてしまった福は自分でもなんでこんなことをしてしまったのか分からないまま、5箱の当たり付きのお菓子を買って当たるかどうかに賭けてしまいます。
何か言い訳が欲しかったと。
現実逃避の行動ですね。
福もそれが分かっていて自己嫌悪に陥ります。
そんな時に宝から電話がきますが、不安になってるだろう福を励ましてくれるものでした。
宝からの言葉で福はクリニックに戻る決意をしますが、既に閉まっていました。
絶望感が福を襲います。
最後に過去を振り返るようにインタビューを受けるような福が印象的な終わり方になっています。
まとめ
高校生の青春ラブストーリー風で可愛らしいカップルなんですが、2人ともしっかりした高校生カップル故に命の重みをちゃんと考えていけるストーリーなっていくのだろうなと考えられます。
福と宝が命の選択をどのようにしていくのかが気になる展開です。